暗くて長いは平常運転

読んで不快になってもそこは自己責任ということで

愛すべき我らが町田君の引退によせて

まずは全日本選手権出場の皆様、大変お疲れ様でした。
羽生は優勝おめでとう!三連覇だね。長く腹痛に悩まされていたとのことですが、無事手術も終わったようなので後はゆっくり身体を癒してほしいと思います。
それから、世界選手権・世界Jr.・四大陸選手権に出場が決まった皆さんおめでとうございます、茶の間アリーナの最前列で熱烈応援するね!

さて、町田君現役引退しちゃいましたね。
さみしいです。それはもう、さみしい以外のなにものでもないです。他に表す言葉がないくらい。
けれど不思議と辞めないでほしいとは全く思いませんでした。
あの日長野で代表の発表が行われていた時、TVでは女子フリー最終Gが終わるか終わらないかというタイミングでした。
TwitterのTL上には次々と各カテゴリーの代表が発表されており、中継が切り替わった時には小塚君、町田君が晴れやかな顔で氷上に現れたところでした。
そして男子シングルの代表が羽生・小塚・町田に決まったことを告げ放送が終了しました。
その後会場の様子を伝えるTLに
町田引退
の四文字が。なんて明確な表現。
びっくりしました、びっくりはしたけど不思議とすんなり受け入れていました。
TL上は阿鼻叫喚です、現地にいる方々からは悲鳴にも似たつぶやきが流れてきます。
その後フジレテビ系列ではMr.サンデーが始まるのですが、国外の熱烈な羽生ファンの特集で全日本の様子は全く知らせてくれない、思わずTVに向かって役立たずと言いました。
結局、町田君の引退挨拶やその時の様子などは全てTwitterやネットのニュースで知ることに。
町田君とても穏やかで晴れやかないい笑顔を見せてくれていたので、本当にやり切った、悔いのない引退なのだと、心から感じています。
会場で突然聞かされたファンの皆さんの驚きと悲しみはきっと想像以上のものであったと推察しています。
でも、あの時町田君が世界選手権の代表に選ばれていなければ引退発表はマスコミを通じてという形になっていたはず。
それでは今以上に悲しく、つらく、受け入れがたいものだったのではないでしょうか?
あの時、町田君の口から直接引退の発表を聞くことができたのは今回のさみしいできごとの中で数少ない僥倖であったのかもしれません。
それもこれも町田君が困難に打ち勝ち、代表を手に入れてくれたおかげです。
改めて町田君に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
私が町田君の現役を応援できたのは彼がシニアデビューしてからなのですが、そのわずかな期間であっても一つ一つ思い出を語り出したら切りがありませんが、ドン・キホーテを初めて見た時のときめきと、Don't stop me nowを見た時の興奮、そして13年GPFでの火の鳥!これらのことはつい昨日のように思い出せますし、思い出せば今でも感動で胸が震えます。
MOIのTV放送が始まって、いよいよ町田君の引退発表をちゃんと見ることができました。
泣きました。どうすればいいのかわかんないくらい。
町田君を見た後、泣く→疲れて寝る→起きてまた泣くの繰り返しで、やっと現実に戻ってきたような気がします。
エデンの東で町田君が光に向かって笑顔で駆け出して行ったように、今後の町田君の人生も喜びと希望に満ち溢れていることを心から願ってやみません。Je te veuを踊った時本来ならあのスカーフは愛しい誰かを表してしるはずですが、今回ばかりは町田君が21年間の現役生活を愛おしそうに抱きしめているようでしたね。
その中に私たちファンの思いもきっと含まれているのだと思います。
そんな思い出が新しい人生を歩む彼の力のほんの僅かにでもなれるのであれば、明日全てを忘れても思い出の全てを差し出してもかまわない、今はそんな気持ちです。
今後少なからずショーには出てくれるとのことなので、今はその時を静かに待ちたいと思います。
きっと私たちの想像の遥か上をいく素敵な青年になっているに違いありません。
研究の道はスケートと同様に困難の連続であろうかと思いますが、町田君の今後のますますの活躍と幸福を願っています。
町田樹選手、長い間本当にお疲れ様でした。たくさんの感動をありがとうございます。今までもこれからもずっとずっと大好きです、応援しています!