DOIを観に行ったよ
ドリーム・オン・アイス13日夜公演に行ってきました。
愛すべき我らが町田君の引退によせて
町田樹のGPFは恥ずべきものなんかではない件
GPFも終わって14-15シーズンも折り返し、主要な大会も残す所各国ナショナルと四大陸、ユーロ、そして世界選手権となったわけですが、いやはやジュニアの成長が目覚ましいのとロシア女子の強いこと強いことε-(´∀`; )怖いような楽しみなような複雑な気持ちでいっぱいであります。
で、町田樹の話。
毎年のことだけど絶好調でスタートして調子が下がっていくというパターンを続けているわけだけど、今季のGPF決して悪かったわけじゃないと思う。
調子が下がるというか、初戦はじっくり準備することができるけれどシリーズが始まって短期間で世界中飛び回り、時差と戦いピークを作るということがいかに困難を極めるか?ですよね。
陸上長距離の話に飛ぶけれど、毎日何十キロと走っている選手でも10月の出雲、11月の全日本、正月の箱根(予選会がプラスされる場合も)と月1でピークを作ることや疲労から回復することはとても難しいと言ってますからね。
スケートはもっと試合間隔も短いし優雅に見える一方でそれはそれは過酷な競技なんだと改めて感じますね。
で、ですよ。
町田君フリーの技術点56.23、演技構成点75.08、減点3、UR2つ、パンク1、!1、これだけ見たらもう最悪のできと言っても過言ではないし、本人も恥ずべき滑りだったとかなんとか言ってたけど、本当にダメ試合だった?それだけ?
全然そんなことないでしょ!!!!!
早朝にiPhoneでライストを見た。確かにジャンプの失敗は目立ってた。でもその失敗に他の要素が引きずられていたかって言えばそんなこと全くなくて、とてもいい状態でも滑りきるのが難しいと言っていたあのフリープログラムをスピードが落ちることもなく(転倒による体力の消耗も激しかっただろうに!)、とても丁寧に、指先の表現も美しく最後の最後まで手を抜かず滑りきっていたじゃないですか。
ちゃんと輝いてんのスマホの超ちっちゃい画面からでもはっきりわかった。
確かに完璧とは言えない試合だったかもしれないけど過去2回のGPFとは全く違う失敗だったし、なんて強くなったのだろうと演技が終わって一番に思えたから私はそれが単純にうれしかった。
ひゃっほー!とまではいかなかったけどさ。
今季、競技者を辞めなかった以上は表現者としてではなくアスリートとしてやり遂げたいこともあってもっとやれたはずって当然思っただろうし、町田君なりにファイナルに出るにふさわしい演技とはみたいなものもあったはず。だから、恥ずべき云々て気持ちになるのもしかたないのかもしれない。でも今回のGPFからもたくさんの感動や喜びを得たよ!って、むしろフィギュアスケートにおけるジャンプ以外の要素のもつ価値を再認識できたという点においては右に出るものはなかったこと、ファイナルにふさわしい演技だったって伝わるといいんだけども…まあ、そこは心配する必要もないかな。 そんなもん言われるまでもない、ですよね。
13-14シーズンの活躍は目を見張るものだったし、全日本2位・五輪5位入賞・世界選手権2位失敗らしい失敗もなく技術も安定してる、むしろジャンプの失敗は珍しい、そんな気持ちにさせるようなシーズンだったけど…それって町田君のごく一部に過ぎないんだよなぁ。
シニアにあがってなかなか壁を越えられなくて、やっと掴んだファイナルの切符もうまくいかず不調のまま全日本9位。
もう町田樹だめなんじゃない?とかも言われてたっけ。
けど次の年もグランプリシリーズしっかりまとめてファイナルに行けた。ショートはうまくいかなかったけど、フリーでは挽回して火の鳥は会心のできだった。あの時最後に羽ばたいた姿一生忘れないと思う。あのGPFがあったからこそ掴んだ五輪代表、世界選手権表彰台。
今回もGPFの表彰台には届かなかったかもしれないけど、調整がうまくいかないなかでも挑戦することはやめなかったし最後の最後まで町田樹のスケートを貫けた。
爆発的に頂点に上り詰めなくてもいい。今までのように一歩ずつ、失敗を糧に頑強な土台を築いて、願わくば息の長い選手になってほしい。
世界選手権出場も(その力は十分ありながら)そこそこ時間がかかった、でもたどり着けた。GPFの表彰台も、世界選手権の表彰台の真ん中も、時間がかかるかもしれないけど必ずたどり着ける。今すぐじゃなくてもいい、町田君を見ててその辺の根気はついてるし。
失敗なんていくらでもすればいい、ちゃんと立ち上がれるの知ってるし。もしすぐに立ち上がれなかったとしても待つくらいなんでもない。
全日本選手権がどんな結果になるかはわからない。わからないけど後悔のないように、理想とするものに手が届くように、そんなことを願いながら楽しみにしていようと思った。
なので声を大にして言いたい、町田君は恥ずかしくなんかない!と。
五月雨や大河を前に家二軒10月だけど
えー10月になりまして、いよいよフィギュアスケートのグランプリシリーズが始まりましたね。
今更ながらのTHE ICE 参戦の反省
THE ICE とっても楽しかったです。具体的な感想はもはや「すごい」としか出てまいりません。
なんであんなに楽しいの?他のショーもあんな感じなの?マジで?すごくない?(←アイスショー行かないからわからない)
THE ICEに行こうと思ったのはメリチャリが出演していてかつ14-15シーズンはお休みするとわかったからです。でなければあいも変わらずアイスショーにはまったく食指が伸びていなかったはず。
そしてそのメリチャリが目の前でシェヘラサードを!!!!!滑っている!!!!!
私、また泣いちゃって半分くらいは涙で視界が霞んでおりましたね…臨スポでもやったね、この失態。
チャーリーが髪を切って休日のお父さんみたいとか思ってたけど、ごめん本当にごめん。
リンクの上のチャーリーすっごくカッコ良かったです!!!髪を振り乱して大人のかっこいい男!って感じでした。
パトリックのタンゴもすーっごくステキです、目の前で見て(*ノェノ)キャーってなりましたけど…その興奮を吹き飛ばしたのが小塚崇彦!
フラメンコ、ヤバス
もう頭の中崇ちゃんでいっぱいになりました。今季崇ちゃん推しになっちゃいそうです。崇ちゃんあんなに踊れるなんて知らなかったよ、もっと早く言ってよ!!
で、何を反省するかといえば
1.次は絶対に千秋楽のチケットを取る
2.国旗持っていく
3.踊りの練習ガンバル
4.泣かない
5.アリーナ以外の座席は検討しない(これは反省じゃないけど)
ですね。アリーナ超楽しい。超近い。
来年もTHEICEが開催されたら必ず行きたいと思います、でアリーナで見るよ!と。
パトリック来年も来てね!カナダ国旗持って行くから!!!
最後にもう一つ。常々かっこいいと思っていたフランスのマエちゃんはかっこいいだけでなく超超超いい女でした。なにあれ惚れる。
臨スポに行ってきた
5月25日に開催された「臨スポ目標達成フェスティバル-さらなるステップを目指して-」に縁あって行くことができました!
アイスショーデビューがこのイベントって贅沢やなぁ!と我ながら思います。
ち、ち、近ぇ!!!本当は写真よりもっと近かったです、しかもこれで最後列。普通のアイスショーだったら諭吉が一人では足りないレベル。正直自分の人生でこんな幸運があっていいのか?今後の幸運全部使い果たしたんじゃないかと思います。
フィギュアスケートだけでなく臨スポで日々練習されてる氷上競技の皆さんが練習の成果を披露してくれたのですが、これが本当に楽しくてすばらしかった!
そもそも生でスピードスケートを見たのが初めてですが早い!!!見ていて目が回りそうなほど。
リレーも披露してくれたんですがバトンリレー(?)がすごい、次に滑る選手がレーンの内側を一緒になって滑るんですね!
陸上のリレーみたいに待ち構えてたらそりゃー確かに選手が交代するたびにスピード落ちますもんね。考えてみたら当たり前ですけど目から鱗でした。
それからフィギュアの練習生の皆さん!!すごい!たくさんいらっしゃる!!
年齢層も幅広く、本当に小さなお子さんから(3歳くらい?)年配の方までいらして臨スポ周辺ではフィギュアスケートがマイナーなスポーツでは無いということが分かりました。
子育てを終えられた女性の方や仕事を引退された方(もっとお若い方かもしれないけど)など、趣味として習いに行ける施設が身近なところにあるのは大変うらやましいです。本当にこの施設が廃止にならなくてよかった。
本来であればこのような施設が全国に広がるとスケート人口もぐっと拡がっていくのでしょうがまだまだ民間だけ、行政だけでは困難なので様々な力が集まることでアスリートだけでなくスポーツを楽しみたい人たちを支えられるお手本のような施設になってほしいと思います。
で、肝心のフィギュアですが…町田君F.U.Y.Aでしたね。後出しジャンケンみたいで気持ち悪いですが、何故か「今日はコンペ用プログラムなんちゃうか?」とは思っていたのです。思ってはいたのですがまさかのF.U.Y.A!!
リンクサイドに町田君が現れた時点で顔から出るもの全て出てしまった私…。頭を抱えて下を向いてしまった私…。
せっかくのF.U.Y.Aなのに涙で視界が霞むという失態をおかしながら、両手で口を抑えて必死で嗚咽をこらえるというしまつ。
もっともっとちゃんと見たかった。